2021年 統計地図(生徒作品より)

 生徒が作成した統計地図を紹介します。

 ここで紹介する地図は、次の基準を満たしたものです。

 1 絶対値のデータは、絶対分布図(図形表現図など)で表現されている。

 2 相対値のデータは、相対分布図(階級区分図など)で表現されている。

 3 オリジナリティがある。

 「都道府県別・最低賃金」(カルトグラム)

   方眼紙の升目の大きさを凡例にすれば、もっと良かった思います。

 「世界各国の対GDP軍事比率」(階級区分図)

   区切り数を5程度にし、同系色でグラデーションにすれば、もっと良かったと思います。

 「東京オリンピック(2021年)前後の新型コロナウイルス感染者数推移」(階級区分図)

   オリンピック期間中に感染者数が増えたのが、よくわかります。

 「全国の水族館数」(カルトグラム)

   凡例は、色ではなく、1マスが1館であることを示しましょう。

 「都道府県別・地震発生回数」(カルトグラム)

   凡例は、色ではなく、1マスが100件というように示しましょう。

 「ガソリンスタンド店舗数」(階級区分図)

   区切り数を減らし、同系色でグラデーションにすれば、もっと良かったと思います。

 「はなまるうどんと丸亀製麺の都道府県別店舗数割合」(階級区分図)

   はなまるうどん率ですから、50%を境に塗分けたらもっと良かったと思います。

 「日本空き家MAP」(階級区分図)

   区切り数を減らし、同系色でグラデーションにすれば、もっと良かったと思います。

 「本屋の占める面積の割合」(階級区分図)

   同系色でグラデーションにすれば、もっと良かったと思います。

 「都道府県別・ホームセンター数」(カルトグラム)

   凡例は、色ではなく、1マスが10件というように示しましょう。

 「都道府県別・国籍別在留外国人の人口と割合」(図形表現図)

   図形表現図の見本です。

 「高等学校におけるエアコン設置数」(カルトグラム)

   凡例の設定が、よくできています。

 「都道府県別・すき家、吉野家店舗数比較」(階級区分図)

   面白い地図ですが、店舗数は実数なので、図形表現図で描いてほしかった。

 「日本の高校生徒数調査」(カルトグラム)

   凡例の設定が、よくできています。

 「都道府県別・森林率」(階級区分図)

   森林率なので、森林率の高位を深い緑にして、緑のグラデーションにすればもっと良かったと思います。

 「都道府県別・車両用信号機LED化率」(階級区分図)

   同系色でグラデーションにすれば、もっと良かったと思います。

 「全国ガソリン価格調査」(階級区分図)

   色合いで、価格が高い、安いが分かる工夫をすればもっと良かったと思います。

 「徒歩・自転車での通学率」(階級区分図)

   分かりやすい階級区分図ですが、「とどラン」は出典ではないので、出典先を調べましょう。

 「都道府県別・病院数」(カルトグラム)

   凡例は、升目の大きさを数値で示しましょう。

 「都道府県別・農業総産出額」(図形表現図)

   図形表現図の見本です。凡例も適切です。

 「AED設置場所マップ」(分布図)

   AEDを設置している場所の名称があれば、もっと良かったと思います。

 「都道府県別・負傷動物等の収容の状況(猫)」(カルトグラム)

   凡例の設定が、よくできています。

 「官兵衛町レンコン畑マップ」(地域調査)

   レンコン畑の周囲が分かる写真であれば、官兵衛町の様子がよくわかります。

 「自家用乗用車数(人口千人当たり)」(階級区分図)

   同系色でグラデーションにすればもっと良かったと思います。

 「8月10日までの兵庫県内の累計市町別感染者数」(階級区分図)

   大変きれいに作成していますが、感染者数は実数なので、図形表現図で描きましょう。

 「ふるさと納税・九州ver.」(カルトグラム)

   ユニークな地図です。九州の形をそのままにして、県境を変更して表現するのは、チャレンジ賞です。

 

 教科書では、絶対値のデータは絶対分布図で、相対値のデータは相対分布図で表現されてることになっています。

 今回は、図形表現図で描くべきものを階級区分図で描いたものも紹介しています。

 最近、生徒たちの作品を見ていると、分かりやすければどちらでもいいのではないかと、思ってしまいます。

 教科書のルールが本当に正しいのか、考えていきたいと思っています。

 GISによって、データを入力すれば、自動で統計地図を作成してくれます。

 分かりやすい統計地図を作成するためには、「区切り値」「塗り」の設定は、自分で考えることが重要です。

 手書きの「統計地図」の課題は、続けていきたいと思います。

 

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