あぜっ地理(日本の貿易) |
1 日本の貿易の推移 Excelファイル 「財務省貿易統計 年別輸出入総額(確定値)」(財務省貿易統計)より作成 ①第1次石油危機(1973年)→高度経済成長の終わり ②プラザ合意(1985年)→円高 ③アジア通貨危機(1997年)→アジア各国に金融危機・経済危機 ④リーマンショック(2008年)→世界規模の金融危機 ⑤東日本大震災(2011年)→2011年から15年まで連続貿易赤字 ※日本は1981年から2010年まで連続貿易黒字→貿易摩擦(対アメリカ、ヨーロッパ) 2 主要輸出入品の変化 Excelファイル (1)日本の主要輸出品の変化 1960年…繊維品が30%を占める。 2018年…機械類、自動車、自動車部品で約60%を占める。 (2)日本の主要輸入品の変化 1960年…繊維原料など工業原料やエネルギー資源が中心。 2018年…国際分業体制の構築により、機械類が4分の1を占めている。 原油、液化ガス(天然ガス、石油ガス)、石炭など鉱物性燃料も4分の1を占めている。 3 貿易相手国の変化 (1)日本の貿易の大陸別割合の変化 Excelファイル 1990年代以降…日本の製造業は、円高を背景に中国やタイなどのアジアを中心に海外に移転し、分業体制を構築した。年々、対アジア貿易は拡大した。 日本⇒アジア 現地生産に必要な部品、資本財を輸出 アジア⇒日本 現地で生産された製品を輸入 (2)日中・日米貿易の変化 Excelファイル 2007年に、日中貿易総額が日米貿易総額を上回る。 「輸出入額の推移(地域(国)別・主要商品別)」(財務省貿易統計)より作成 4 日本貿易の現状 (1)貿易相手国(2019年) Excelファイル Excelファイル(mandara10用) 「普通貿易統計・国別総額表」(財務省貿易統計)より作成 (2)日本の輸入相手国と輸入品目 Excelファイル ※輸入相手国の輸入品目の特徴を覚えましょう。 航空機類→アメリカ、フランス アルミニウム→電気代が安い産油国 中国、インドネシア、ベトナムの衣類、はきもの→低価格の製品 イタリア、フランスの衣類、バッグ類→高級品 合板→マレーシア(丸太の輸出制限) 木材、なたね→カナダ 果実→フィリピン(バナナ) 肉類→オーストラリア(牛肉)、タイ(鶏肉)、カナダ(豚肉)
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