地理Bの部屋(地球儀と世界地図)                                           No.1-1-1

 

球体としての地球   角度の正しい地図   距離と方位の正しい地図   面積の正しい地図   <目次> 

 

詳しい地図投影法については、佐藤 善幸さんの「世界地図を作ろう」を参照してください。

 

1 正積図法…地球上のどの部分についても、その面積比率が地図上に正しく表現される。

         →分布図や密度図など、広がりを示す表現が必要な場合に用いる。

2 おもな正積図法

(1)サンソン図法…すべての緯線(直線)と中央経線の長さが正しい。高緯度地方(周辺部)の歪みが大きい。

※楕円は、地球上の半径約550kmの円を地図上に描いたもの。

このページの地図はGeoStudioNijix)で作成

(2)モルワイデ図法…緯線間隔を高緯度に向かうにつれて狭めている。高緯度地方の歪みがサンソン図法に比べると小さい。

(3)グード図法(ホモロサイン図法)…低緯度側をサンソン図法、高緯度側をモルワイデ図法で描き、緯線の長さが一致する緯度40度44分で合成し、海洋部を断裂させ、地球儀上の状態に近づける。

(4)エケルト図法…エケルトが考案した図法の総称。極を赤道の2分の1の長さで描いた第6図法がよく用いられる

            →高緯度が見やすい

(5)ボンヌ図法…中緯度の地方図に用いられる。

(6)ピータース図法

 従来の世界地図は、先進国が多く位置する北半球が大きく表されがちであるため、正積図法で第三世界(発展途上国)に焦点を当てた地図投影法が開発された。国連WFPを参考に2種類の「ハンガーマップ」作成しました。同じデータを基にしても図法が変われば、データマップの印象が変わるのが分かります。

  【参考】The Peters Projection World Map

3 ハンガーマップ

 国連WFPが、「世界の食料不安の現状2014」(国際連合食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)、国連WFP 発行)の統計に基づき作成したものです。かつての「ハンガーマップ」は、正積図法によって作成され、アフリカの飢餓が強調されるような地図だったが、最近の「ハンガーマップ」は、メルカトル図法で作成されているために、アフリカ大陸が実際よりも小さく描かれ、「ハンガーマップ」に迫力がない。

 国連WFPを参考に2種類の「ハンガーマップ」作成しました。

 同じデータを基にしても図法が変われば、データマップの印象が変わるのが分かります。

 

NijiX変形正積図法(Nell-Hammer図法の変形)

 

メルカトル図法

 

 【参考】「ハンガーマップ2014」(WFP

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